予防医学、代替医療、生活の中の食事法(医食同源)・健康法(ヨガ・オイルマッサージ・瞑想など)で注目されるインド・スリランカ伝統医学アーユルヴェーダの情報サイト「アーユルヴェーダライフ」
アーユルヴェーダ・インド、スリランカ伝統医学|アーユルヴェーダライフ(Ayurveda Life)
「生命の科学」ともいわれるインド・スリランカ伝統医学アーユルヴェーダ。予防医学・代替医療にとどまらず、高度な生命哲学としても注目されています。アーユルヴェーダでは、食事法(医食同源)・健康法(ヨガ・瞑想)といった日常生活に関わる内容から、「生命」そのものについてまでが語られています。
ケララ・レポート/南インド・ケララ州、現地アーユルヴェーダ視察レポート

ケララ・レポート/南インド・ケララ州、現地アーユルヴェーダ視察レポート
南インド・ケララ州は、インド大陸の南西部に位置し、亜熱帯の温暖な気候にあります。
パーム椰子のジャングルとバックウォーターに囲まれた、緑と水の豊かなケララは、アーユルヴェーダの治療を行う環境として最適であるとされています。

ケララはアーユルヴェーダの地といっても過言ではなく、一般に「アーユルヴェーダの発祥の地」と言われます。

実際のところ、本来のアーユルヴェーダはヒマラヤに端を発したとされますが、現在のインドにおけるケララ・アーユルヴェーダの広まりは、インド北部を凌ぐほどになっています。

こうした「ケララ・アーユルヴェーダ」の実情について、現地のアーユルヴェーダ医療施設や教育カリキュラムについて視察を行って参りましたので、ご報告をさせていただきます。
(小さい写真はクリックしていただくと、大きく表示されます)


予防医学を中心とする医療施設/ナガルジュナ・アーユルヴェーダ


ケララ・コーチン市内から車で30分程、ナガルジュナ・アーユルヴェーダセンターは、インド最大の哲学者・シャンカラの生誕の地でもあるカラディにあります。

ナガルジュナ・アーユルヴェーダセンターは、ケララ州にあるアーユルヴェーダの製薬・医療事業を行っている「ナガルジュナ・アーユルヴェーダ・グループ」が運営する、伝統的なアーユルヴェーダのトリートメントを提供する医療施設です。

「ナガルジュナ・アーユルヴェーダ・グループ」の様に、ケララではアーユルヴェーダの製薬会社が関連事業として、アーユルヴェーダの病院運営や教育サービス(現地インド人や外国人向けのアカデミー)を行っているケースが少なくありません。
ナガルジュナ・アーユルヴェーダセンターは、アーユルヴェーダ医師による医療診断を行う診察・事務棟、伝統的なアーユルヴェーダの施術を行う医療・施術棟、アーユルヴェーダが推奨するベジタリアン料理を提供するレストラン、その他に入院患者が滞在する5以上の入院棟やヨガホールなど、多くの施設で構成されています。

医療部門には、伝統的なアーユルヴェーダ師範の称号を保有するマノージュ・クマール先生をはじめ、女性医師を含む7名のアーユルヴェーダ医師が常に待機して、献身的に滞在患者さんのケアを行われています。
センター訪問の折、患者さんとの問診の間にお時間を頂けたので、マノージュ・クマール先生にお話をうかがってみました。

「インドにおけるアーユルヴェーダ医療の内容は、北部地方と南部、つまりは私達のケララ地方との間でも違いがあります。例えば、北部地方のアーユルヴェーダでは患者さんへの処方に複数のミネラル(鉱物)を用いることもあるようですが、ケララでは99%がハーブ・薬草によるものです。これは、どちらが良い悪いということではなく、それぞれの地域に応じてアーユルヴェーダにも違いがあるということです。」

ケララ州は、その西側に3000m級の山脈が聳え、それゆえモンスーンも多いのですが、この一帯がハーブの宝庫と言われています。
インド北部のアーユルヴェーダでも、ハーブの多くは南部から運んできたものを用いて行っています。

しかし、これらのハーブは輸送の関係から乾燥させたり、また梱包や保管等の様々な運送条件が要因となって、薬草効果がどうしても落ちてしまいます。
一方でケララ地方では、山脈地帯からの新鮮なハーブをそのまま使うことが出来ることから、地形・地理的側面からも、ハーブを主体とするアーユルヴェーダの治療が盛んになっているという事情もあるようです。

「また誤解もあるようですが、私達は西洋医学を全て否定しているわけではありません。患者さんへの処方については伝統的なアーユルヴェーダ医学に則って行われますが、病状についての検査や分析においては、一般的な血液検査やMRIといった医療技術を用いて行っていきます。アーユルヴェーダ医療を重点に置きながら、患者さんにバランスの取れた医療サービスを提供していくことが私達のスタイルです。」

現地ケララの方々のお話をうかがっていると、アーユルヴェーダが本当に日常生活の一部として受け入れられ、活用されていることを感じます。

皮膚疾患や腰痛など、ちょっとした身体の不調がある場合は先ずはアーユルヴェーダの病院に行く、つまり医療のファーストチョイスがアーユルヴェーダの医療機関だということです。
ナガルジュナ・アーユルヴェーダセンターの先生方のアーユルヴェーダへの取り組みや、充実した施設の内容は勿論ですが、日常生活の中においてアーユルヴェーダが身近なものとして受け入れられているケララの状況それ自体に、あらためて羨望の念を抱かずにはいられませんでした。

※ナガルジュナ・アーユルヴェーダセンターはケララ州政府から認定されているアーユルヴェーダの優良施設です。
※施設の伝統的なアーユルヴェーダに対する取り組みも高く評価されており、州政府から数多くの賞を受賞しています。
※(Nagarjuna Ayurvedic Centre)
http://nagarjunaayurveda.com/treatment-about.aspx


アーユルヴェーダの製薬と教育/ケララ・アーユルヴェーダ


ケララを代表するアーユルヴェーダの製薬会社のひとつ「ケララ・アーユルヴェーダ」、この会社が運営するクリニックや薬局に近接した立地に、現地インド人や外国人に向けた様々なアーユルヴェーダ教育カリキュラムを提供する「ケララ・アーユルヴェーダ・アカデミー」があります。

半世紀にわたり、ケララ・アーユルヴェーダのリーディングカンパニーとして位置付けられてきた「ケララ・アーユルヴェーダ」が提供する、現地インド人向けの教育カリキュラムは、ケララ州政府からのアーユルヴェーダ・セラピスト認定も発行される程に充実した内容となっています。

近年では、海外からのニーズにも応えて、これらのカリキュラムをブラッシュアップして、外国人向けに短中期のアーユルヴェーダ教育カリキュラムの提供もはじめています。
各コースの内容としては、一般の方に向けた短中期(3日~12間程)の「アーユルヴェーダ基礎コース(理論・実技)」、中上級者向けの「ディプロマ・コース」、医療従事者向けの「ドクター・コース」等、受講者の状況やニーズに応じた様々なプランが用意されています。
アカデミーに視察をさせて頂いた折には、ちょうど外国人向けの実践コースに日本の方が、ディプロマ・コースにはオーストラリアやノルウェーからの受講者の方が参加されていました。
参加者皆さんのカリキュラムへの取り組み姿勢は大変熱心で、国際的にもアーユルヴェーダへの関心が高まっていることをあらためて認識しました。

オーストラリアから来られている女性の方にお話を聞いてみると、

「薬草学の課題で、ハーブを押花にしてファイリングをしているのよ。それに、こうして本にしたら帰国の際にも持って帰れるしね。」

と、分厚い「薬草学辞典」を見ながら、ハーブ・薬草のひとつひとつを丁寧に作業をされていました。

彼女が作成するファイルは、その分厚い辞典に記載されている全てのハーブ・薬草類を目標にしているとのこと、大変な根気とその情熱的な姿勢に圧倒されました。

アカデミーの視察の後は、隣接する、ケララ・アーユルヴェーダが運営するクリニックと薬局を見学させていただきました。

ケララ・アーユルヴェーダはケララ州内に数多くのアーユルヴェーダの病院・クリニックを運営しており、今回訪問させて頂いたクリニックは入院施設を備えた比較的規模の大きい施設です。

入院棟の病室は満室とのこと、患者さんのプライバシーもありますので病室内の見学・撮影は控えさせて頂きましたが、アーユルヴェーダ治療を代表する「アビヤンガ」や「シロダーラ」、「パンチャカルマ」を行う施術室やドクターとの問診が行われるカウンセリング・ルーム等のご案内は頂けましたが、こちらはいずれも明るく衛生的に保たれていました。

病院内の庭には小さなハーブ・薬草園も作られていて、本場インドのアーユルヴェーダ医療施設の雰囲気が醸し出されています。

病院前の通りを挟んだ反対側には、アーユルヴェーダの薬局があります。
近代的な薬局のカウンター内には、沢山の種類のアーユルヴェーダの薬やプロダクツが置かれています。
そのほとんどがケララ・アーユルヴェーダの製薬によるものだそうですが、薬は大きく2つに分けられ、ひとつは伝統的なアーユルヴェーダの処方に則って作られたもの、もうひとつは医療技術の向上によって生み出された新しい形のアーユルヴェーダ薬とのことでした。
「100% Herbal」の方針はもちろん崩さず、伝統的なアーユルヴェーダの精神も変えず、ただ新たな技術と長年の研究成果によって改良を重ね、現代の生活事情に応じた新しいアーユルヴェーダ薬を開発していく。

そんなお話を聞いている内にだんだん製薬工場にも関心が出てきて、お願いして工場のひとつに案内をしていただきました。

工場の工程は、伝統的なアーユルヴェーダに則った形での製薬が行われながらも、近代的な生産手法と衛生管理が行われていて、大変興味深く見学させて頂きました。
工場内の現地インド人の皆さんの働かれている姿と、伝統と近代手法の入り交じるアーユルヴェーダの製薬事情を見ている内に、これまで自分が思っていた古典的なアーユルヴェーダのイメージが、少しずつより現実的な姿へと変わり始めていく気がします。


ケララ最高峰のアーユルヴェーダ/アーリヤ・ヴァイディヤ・サラ


「Kottakkal Ayurveda(コッタカル・アーユルヴェーダ)」という別名でも知られる「Arya Vaidya Sala(アーリヤ・ヴァイディヤ・サラ)」、ケララ州におけるアーユルヴェーダ医療・研究団体の最高峰として位置付けられています。

アーリヤ・ヴァイディヤ・サラの特徴は、インド国内におけるアーユルヴェーダ医療サービスや研究活動がトップクラスという点は勿論ですが、アーリヤ・ヴァイディヤ・サラが公的な慈善団体として認定されている点にもあります。

慈善団体としてのアーリヤ・ヴァイディヤ・サラは、その設立の精神からも、今も貧困に苦しむ人々に対するアーユルヴェーダ医療サービスの提供を全て「無償」で行っているのです。
またアーリヤ・ヴァイディヤ・サラは医療分野だけでなく、インド・ケララ州の伝統文化の保存・育成にも積極的に関わっており、ケララ古典舞踊「カタカリ」に対する支援活動や劇団運営も行っています。

アーリヤ・ヴァイディヤ・サラは、その別名でも知られる通り、ケララ州コーチン市から車で3時間程、コッタカルという街にあります。
コッタカルは、街の大半がアーユルヴェーダの病院施設や薬局、製薬工場、研究施設等で占められており、さながら「アーユルヴェーダの街」という様相です。
アーリヤ・ヴァイディヤ・サラはコッタカルの中心に位置しますが、本社や研究センター、病院・医療施設、製薬工場、そしてハーバルガーデン(薬草園)や博物館等、アーリヤ・ヴァイディヤ・サラが所有する様々な施設は、広大な面積に及びます。

あまりにも数多くの施設と敷地の広さゆえ、短い視察の時間でその全てを回り切ることは不可能なため、アーリヤ・ヴァイディヤ・サラの広報担当の方のご案内で、本社に隣接する主要な病院施設と入院病棟、アーユルヴェーダ博物館、そしてアーリヤ・ヴァイディヤ・サラの誇るハーバルガーデン(薬草園)を案内して頂くことになりました。

さすがに州内最高峰といわれる病院・入院施設は、建物設備や衛生管理の面でも、日本国内の総合病院に匹敵するものがあります。

アーリヤ・ヴァイディヤ・サラの海外での知名度の高さから、欧米からもたくさんの患者さんが訪れており、外国人向けの滞在施設もリゾート・ホテル並みの調度が整えられています。

起伏の激しい高台に位置する病院棟の最上階に設けられた空中レストランからは、眼下に広がるアーリヤ・ヴァイディヤ・サラの施設群を一望することも出来ます。

外国人向けの滞在施設のみならず、現地の患者さん向けの入院病棟も大変きれいで、設備も充実しています。
長期に入院せざるを得ない患者さんのための図書館やカフェスペースをはじめとして、リハビリのための散歩コースが用意された、ハーバル・ガーデンに隣接する見事な病院内庭園などは、ちょっと日本の病院では目にすることが出来ないような豪華さです。

医療施設の視察の後に訪れた、ハーバル・ガーデンにも驚かされます。
ハーバル・ガーデンのゲートの入り口から10分程歩いたところに、アーユルヴェーダに関心深い方でしたら馴染みのある「アシュワガンダ」が栽培されているブロックがあるのですが、そこに辿り着くまでにも周囲に相当な広さで数多くのハーブ・薬草畑が広がっており、ご案内頂いた広報担当の方に聞いてみると、その広さはなんと全部で「200エーカー(東京ディズニーランド全体位)」だとか!!

本当にインドはスケールが違う、とあらためて思います。

アーリヤ・ヴァイディヤ・サラには、創立時からのアーユルヴェーダに取り組んできた歴史を紹介しているアーユルヴェーダ博物館もあります。
館内には、1902年のアーリヤ・ヴァイディヤ・サラ設立当時を物語る貴重な写真や、マラヤラム語(ケララの現地語)で発刊されていた「Dhanvanthari Magazine」、ケララ古典舞踊「カタカリ」の保存活動の紹介など、数多くの興味深い資料が展示されています。

また博物館2階の古代インド・アーユルヴェーダの歴史を紹介するコーナーには、チャラカ・サンヒターやスシュルタ・サンヒターと並ぶ、アーユルヴェーダ医学の聖典「アシュタンガ・ フリダヤ」の著者ヴァーガバーダが弟子達と語らう図なども紹介され、いずれも時間が経つのも忘れて見入ってしまいます。

館内中央に鎮座まします、立派なアーユルヴェーダの神様「ダンヴァンタリ神」の存在感も加わって、アーリヤ・ヴァイディヤ・サラに代表される本場アーユルヴェーダのその規模と迫力に終始圧倒され続けた、視察となりました。


ケララの自然とウェルネス・リゾート/マラリ・ビーチ・リゾート


連日に及んだアーユルヴェーダ医療施設の視察ツアーの疲れがそろそろ出てくる頃合いを見計らったかのように、コンダクターの方が「少し趣の異なるケララ・アーユルヴェーダを見せてあげる」と連れてきて下さったのが、美しいアラビア海を望むケララのネイチャー・リゾート「マラリ・ビーチ・リゾート」です。

マラリ・ビーチ・リゾートは、アーユルヴェーダやヨガを中心に心身の癒しを促し、ゲストにケララの自然を体感しながら滞在してもらう、エコ・フレンドリーをコンセプトに掲げる施設です。

リゾートの中心にアーユルヴェーダを据えていることからも、施設には専属のアーユルヴェーダ医師を常駐させて、医療施設と同様の問診を行った上でアーユルヴェーダ療法を行っていくという、本格的なアーユルヴェーダ施術の提供を行っています。
早速、アーユルヴェーダ棟にうかがってみると、専属のアーユルヴェーダ医・スーラジ先生とセラピストの皆さんが出迎えて下さいました。
南国ケララのイメージを象徴するかのような施設の佇まいに、余談ですが、ようやく「これがケララか~!」と到着数日目にしてようやくケララ来訪を実感・・・。

コンダクターの方に促され、ツーリスト的な感慨に耽るのもそこそこに、先ずはスーラジ先生から施設内のご案内を頂くことになりました。
施術エリアに入る途中、レセプション・スペースの中央に置かれている大きな箱が気になって立ち止まって見ていたところ、スーラジ先生が蓋を開けて中を見せて下さってビックリ!!

人の背丈程もある大きな箱の中はいくつもの小部屋に仕切られ、それぞれにはアーユルヴェーダの施術に用いるハーブ(薬草)がびっしりと収められていました。
「施術で使われるハーブ(薬草)の種類はもっと沢山ありますよ」
スーラジ先生のお話と目の前に置かれたハーブ(薬草)の量に、あらためてアーユルヴェーダの奥深さを感じてしまいます。

施術を受ける際には、伝統的なアーユルヴェーダの教えに則って、男性・女性はそれぞれ分かれて、専門のセラピストによって行われます。

またこちらのアーユルヴェーダ棟では、施術前にアーユルヴェーダ医からカウンセリングを受けて、各々の体質に適した施術のアドバイス等も頂けます。

マラリ・ビーチ・リゾートのほとんどのアーユルヴェーダ施術スペースは、開放感溢れるオープンスペースになっています(勿論、外からは見えません)。
シロダーラ室をはじめ、アビヤンガやスチーム・バスが行われる施術室も庭園と一体化されていて、ケララの風を、自然を体感しながら受けることが出来るようになっています。

ここでコンダクターの方から、ケララ・アーユルヴェーダのシロダーラで使われるポットは本来「陶器(焼き物)」製のものが使用されるとの説明を頂きました。
確かにアーユルヴェーダ棟の中にあるシロダーラ・ポットは、土鍋のようにも見える材質で出来ているようで、初めて見るものでした。
このような材質のものの方が、自然な保温効果も見込まれる等の理由によるものでしょうか。

興味深くポットを上から下から眺めていると、セラピストの方が実際のシロダーラを行う際のセッティングを見せて下さいました。

「ポットから垂らす紐の長さは、指で測っているんです」

誇らしげに、また嬉しそうにご自身の仕事の内容を説明して下さるセラピストの方の笑顔に、何だかこちらも嬉しくなってしまいます。
施設内の他のアーユルヴェーダ設備を見学させて頂きましたが、リゾートのアーユルヴェーダとはいえ、マラリ・ビーチ・リゾートのアーユルヴェーダ施設は医療施設のそれに匹敵するほど充実していました。

マラリ・ビーチ・リゾートも含め、この現地ケララ全般にわたって見受けられるアーユルヴェーダ医療や施設へのこだわりの深さは、ケララの人々の伝統的なアーユルヴェーダに対する想いの強さによるものと、そんな考えに浸りながらマラリ・ビーチ・リゾートを後にしました。


今回のケララ・アーユルヴェーダ視察旅行は、本当に短い期間の中で駆け足で回ってきましたが、まだまだこの「ケララ・レポート」でも紹介しきれなかった程たくさんのアーユルヴェーダ医療施設やスパ施設を視察して参りました。
これらについても、またアーユルヴェーダライフの中で少しずつでもご紹介をしていけたらと思っています。

またこの「ケララ・レポート」にご興味を抱かれ、「自分も一度ケララに行ってみたい」「ケララでアーユルヴェーダの勉強をしてみたい」と思われる方がいらっしゃいましたら、ご要望に応じてアーユルヴェーダライフ管理人からもう少し詳しい現地の状況のご説明も致します。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

アーユルヴェーダライフ管理人自身も、これが最後の「ケララ・レポート」にならないよう(笑)、また定期的に現地を訪問して皆さんにご紹介をしていけるようにして参りたいと思います。
次回の「ケララ・レポート」につきましても、是非よろしくお願いいたします。


(取材協力)
 エバーグリーントラベル
 http://www.egkerala.com/

(エバーグリーントラベルについて)


エバーグリーントラベルは、南インド・ケララ州コーチン市にある、日本人による、日本人のための、日本人の心遣いをポリシーとした現地手配専門の旅行会社です。
日本国内にあまり知られていない南国の楽園・南インド/ケララ州の魅力を、現地在住の日本人スタッフが安心・安全に、そして丁寧にご紹介しています。

またエバーグリーントラベルでは、医療ツーリズムとして、インド伝承医学アーユルヴェーダの紹介に力を入れています。
インド・ケララ州現地におけるアーユルヴェーダ体験をはじめとし、医療機関が提供するアカデミーでのスクーリングなど、ニーズに応えたアユールヴェーダの適切な施設のご紹介、滞在手配を行っています。

(エバーグリーントラベル)
 http://www.egkerala.com/
 2F, Triveni courtt, K.P Vallon Road Cochin-20, Kerala, India
 TEL: 03-4590-3041(日本時間・午後12時~21時迄)
 メールアドレス:info@egkerala.com

(アーユルヴェーダライフ管理人より一言)
日本の薬剤師資格もお持ちのエバーグリーントラベル代表の真美・デービスさん。
インド・アーユルヴェーダに対する想い入れも大変強く、その取り組みもとても情熱的です。

アーユルヴェーダライフ管理人は、そんなエバーグリーントラベルさんの取り組みに賛同し、ケララ・アーユルヴェーダのスクーリングを希望される方に、現地スクール事情の事前説明やご相談も承ります。
主に首都圏の方が対象となりますが、それ以外の方でもメール等で宜しければ、お気軽にご相談ください。

(お問い合わせ)
メールアドレス: info@ayurvedalife.jp


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